蔵出し日本酒について

秋田地酒雑学

秋田地酒、福乃友の蔵出し酒特集

① 蔵出しとは

日本酒は秋の新米ができてから冬にかけて新酒の仕込みをおこないます。新酒ができて加熱殺菌せず出荷するのが新酒生酒で、濾過をしないでしぼったそのまま原酒で出荷するのが無濾過生原酒となります。一方、新酒でできたお酒を火入れしてタンクで貯蔵して半年ほど熟成させた後、貯蔵した蔵から出したばかりで出荷することを「蔵出し」と呼びます。蔵出しされたお酒は鮮度が高く、熟成によって新酒の時の角が取れまろやかな味わいに変化します。

② 蔵出し酒がうまい理由

  蔵出し酒は、新酒ができてすぐ火入れ殺菌をおこないタンクで貯蔵されたものをひと夏を越して涼しくなる季節に蔵から出します。ほどよく丸くなった酒は新酒の時とはまた違った顔を魅せます。荒々しさが消え、まろみを帯びた味わいは秋の味覚とも好相性で、寒くなった季節にはお燗もおすすめです。蔵出し酒はご自分で飲むのはもちろん、ギフトセット・贈り物にもご利用いただけます。

③ 秋田地酒、福乃友の蔵出し酒一覧ガイド

純米吟醸原酒秋田犬ラベル秋純吟

「純米吟醸原酒秋田犬ラベル秋純吟」

限定酒、秋田犬ラベルの秋だけの純米吟醸酒。ひと夏を越してまろやかさと旨みを増した秋酒。綺麗な味わいの中に優しく膨らむ米の味が特徴。秋の味覚を引き立てるまろやかな口当たりと、やわらかな吟醸香。秋の深まりとともに脂がのってより濃厚な味わいになる「サンマ」「戻りガツオ」「寒ブリ」などとも好相性。

【商品詳細】

■味わい:濃醇旨口

■アルコール度数:16度

■日本酒度:+3

■内容量:720ml

■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存

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純米吟醸原酒冬樹FFF黒ラベル

「純米吟醸原酒冬樹FFF黒ラベル」

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2019、2021プレミアム純米部門金賞受賞、2022最高金賞受賞。新酒で好評だった純米吟醸生原酒冬樹FFF。冬樹シリーズの中でアルコール分を15度の原酒のままで香り高い旨味たっぷりに仕上げた新世代の無濾過・無調整原酒。日本酒は1年をかけて熟成していきますが、特に暑い盛りの夏を越えると、大変身。 気温の高い夏には急速に熟成が進み、味わいの成分が馴染んで、大きく変化します。旨みが増して、まろみを帯びて、もっともバランスの良い状態に。純米吟醸原酒冬樹FFF黒ラベルは秋の味覚とも好相性の秋に旬の蔵出し酒です。

【商品詳細】

■味わい:香りのある旨口

■アルコール度数:16度

■日本酒度:±0

■内容量:720ml

■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存

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本醸造原酒杉玉ラベル

 

「本醸造原酒杉玉ラベル」

ラベルに新酒ができたことを意味する「杉玉」をあしらった、本醸造原酒です。当蔵のロングセラーかつ地元秋田のファンも多い本醸造原酒です。秋までじっくり蔵で熟成させたこちらの商品はラベルの「杉玉」も熟成を意味する茶色にしました。ひと夏越して熟成された味わいは濃く、原酒特有のしっかりした味に仕上げております。優しい甘さが女性にも人気です。ホームのメニューからギフトセットを選択してもらうと本醸造杉玉ラベルと純米吟醸原酒又右エ門蔵をセットにした「福乃友甘辛原酒セット」が表示されます。

【商品詳細】

■味わい:甘口

■アルコール度数:16度

■日本酒度:-2

■内容量:720ml

■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存

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「純米吟醸原酒蔵内隠し酒」

毎年、福乃友では試験的に醸造するが、商品化までにはいたらない秘蔵の蔵出し酒があります。以前は蔵元の知り合いの方に分けたりしていましたが、そのお酒を売ってほしいという声がありましてこの度正式に販売することとなりました。極上の香りと、芳醇な旨味を併せ持つ日本酒、まさに切り札!ワイルドカードのようなお酒として商品化いたしました。ワイルドカードとはどんなものにも成りうるという意味で、福乃友では日頃酒造りのモットーとして料理に合う酒、名脇役としての日本酒を目指して酒造りをしております。

【商品詳細】

■味わい:コク・キレのある辛口

■アルコール度数:16度

■日本酒度:+3

■内容量:720ml

■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存

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