ワイングラスで開く、日本酒の新境地
日本酒といえば、お猪口やぐい呑みで飲むイメージが強いのではないでしょうか。しかし近年、ワイングラスで日本酒を楽しむスタイルが広まりつつあります。ワイングラスを使うことで、日本酒の香りや味わいをより深く、多角的に楽しむことができるのです。
なぜワイングラス? その魅力を探る
ワイングラスで日本酒を飲むことには、多くのメリットがあります。
- 香りの解放: ワイングラスの大きなボウル形状は、日本酒の繊細な香りを閉じ込め、鼻腔へと導きます。グラスを回すことで香りがさらに開き、複雑なアロマを楽しむことができます。吟醸香や大吟醸香といったフルーティーな香りはもちろん、熟成酒の複雑な香りも存分に味わえます。
- 温度変化のコントロール: ステム(脚)があることで、手の熱が日本酒に伝わりにくく、適温を保ちやすくなります。特に冷酒の場合、温度変化による味わいの変化を抑え、最後まで美味しく楽しめます。
- 視覚的な美しさ: 透明度の高いワイングラスは、日本酒の色合いやテクスチャーを美しく際立たせます。淡い黄色や琥珀色、にごり酒の白濁など、視覚的な要素も日本酒の魅力の一つです。
ワイングラスに合う日本酒とは?
では、どのような日本酒がワイングラスに合うのでしょうか?
- 香りの高い日本酒: 吟醸酒や大吟醸酒など、フルーティーな吟醸香が特徴の日本酒は、ワイングラスで飲むことでその香りを最大限に楽しめます。
- 熟成酒: 熟成によって生まれた複雑な香りは、ワイングラスの大きなボウルでより一層引き立ちます。古酒や熟成酒ならではの奥深い味わいを堪能できます。
- にごり酒: にごり酒の白濁とした色合いや、滑らかな舌触りは、ワイングラスを通して視覚的にも楽しめます。
ワイングラスで楽しむ、日本酒の味わい方
ワイングラスで日本酒を味わう際には、以下のポイントを押さえましょう。
- 適量を注ぐ: グラスの1/3程度を目安に注ぎましょう。香りが広がりやすく、温度変化も抑えられます。
- グラスを回す: ステムを持ってグラスを回すことで、香りを解放し、味わいをまろやかにします。
- 温度: 冷酒の場合は、冷蔵庫でよく冷やしてから。燗酒の場合は、徳利ではなく、ワイングラスごと湯煎で温めるのがおすすめです。
- 五感を意識する: 色合い、香り、味わい、舌触り、そしてグラスを傾ける音など、五感を意識することで、日本酒をより深く味わえます。
料理とのペアリング
ワイングラスで楽しむ日本酒には、どのような料理が合うのでしょうか?
- 和食: 刺身、寿司、天ぷらなど、繊細な味わいの和食には、吟醸酒や大吟醸酒がおすすめです。
- 洋食: チーズ、パスタ、肉料理など、洋食にも日本酒はよく合います。特に、熟成酒は、コクのある料理との相性が抜群です。
- 中華: 中華料理の脂っこさを、日本酒の酸味がさっぱりとさせてくれます。にごり酒は、辛い料理との組み合わせもおすすめです。
メディアはどう推奨?
近年、多くのメディアでワイングラスで日本酒を楽しむ方法が紹介されています。
- 雑誌: ワイン専門誌やグルメ誌などで、ワイングラスに合う日本酒や、ペアリングの提案がされています。
- テレビ: 情報番組やバラエティ番組で、ワイングラスで日本酒を飲むシーンが見られる機会が増えています。
- インターネット: 酒造メーカーのウェブサイトや、日本酒専門のオンラインショップなどで、ワイングラスの使用を推奨する情報が掲載されています。
まとめ:新しい日本酒体験へ
ワイングラスで日本酒を飲むことは、日本酒の新たな魅力を発見するきっかけとなります。香り、味わい、視覚的な美しさなど、五感を刺激する体験を通して、日本酒の世界をより深く楽しむことができるでしょう。
ぜひ、お気に入りの日本酒をワイングラスで試してみて下さい。新しい日本酒体験が、あなたを待っています。
ワイングラスで飲むために仕込んだ純米吟醸「冬樹」
この記事をお読みになって「実際にワイングラスで日本酒を楽しみたい!」方におすすめのお酒が当蔵の純米吟醸原酒シリーズ『冬樹』シリーズです。
自信を持っておすすめする理由は、この冬樹は「ワイングラスでおいしく飲むための日本酒」をコンセプトに造ってあるためです。季節やお料理に合わせてお気に入りの1本をお選びください。
【純米吟醸原酒冬樹の味わいはコンテストで高い評価を受けています】
「冬樹FFF」はワングラスでおいしい日本酒アワード2019、2021プレミアム純米部門で金賞、同じく2022同部門で最高金賞を受賞いたしました。
【商品詳細】
■味わい:芳醇旨口
■アルコール度数:15度
■日本酒度:+1
■内容量:720ml
■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存
「冬樹プレミアム」はワイングラスでおいしい日本酒アワード2021同部門で金賞を受賞いたしました。
【商品詳細】
■味わい:芳醇辛口
■アルコール度数:17度
■日本酒度:+4
■内容量:720ml
■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存
「商品はこちら」
蔵としてはこのコンテストで5年連続受賞しています。「冬樹」は、日本酒における“上質”を追求した1本です。最高峰の製造技術によって一切の雑味がないクリアな味わい、香味を左右する酵母も秋田県が新開発したものを使用し、ワイングラスでおいしく飲むために仕上げました。
■味わい:香りのある辛口
■アルコール度数:17度
■日本酒度:+6
■内容量:720ml
■保存方法:直射日光を避け冷蔵保存
リニューアル後も評判が良く、おかげさまで新しい通販、酒販店様、飲食店様でも飲んでいただく機会も増加中です。
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